interview 02

スタッフの評価と自分の評価が
延長線上にある“チーム”として働く。

  • 軽米 拓海 takumi karumai

    勤務拠点/ホテルアマネク旭川

    役  職/支配人

    2021年入社

新進気鋭の企業“アマネク”に直感で入社を決めた。

現在、支配人としてホテルアマネク旭川で勤務しています。アマネクで働きたいと思ったのは、大学3年生の就活時。「就活時」と言いましたが、当時、僕は就職する気があまりなく、大学卒業後はワーキングホリデーなどを活用して、海外に行こうと考えていました。しかし、当時はコロナ禍真っ只中。海外にも行けなくなり採用中止になる企業もあるなど、色々と考えさせられました。そんな中でホテルや旅行など興味のあった業界を調べていると、自分はホテルの一流スタッフになるより、いち早く運営や経営に重きを置いて働きたいなと思ったんです。そこで見つけたのがアマネクでした。 当時のアマネクは、2016年にホテル事業を始めたばかりで、コロナ禍にも関わらずこれから事業を拡大し、伸びていく会社だなと感じました。大手企業に勤務しても、何百人、何千人もいる従業員の中の1人として終わるのだけは嫌だ。それなら新進気鋭の企業で色々な機会があるほうが、自分にとって良いと思ったんです。それから入社説明会で行ったオフィスがキレイだったのも魅力に感じた一つです(笑)。

ホテル業は一人では完結できない。
チームで戦ってこそ強くなる。

新卒入社のメンバーの中では、初めての支配人になりました。支配人を意識して何かをした、というわけではありませんでしたが、“人”にまつわることは常に考えて行動してきました。“働いている皆が不安なく働いていて楽しいと思える状態にする”というのを心掛けてきたつもりです。ホテルアマネク浅草駅前で勤務していた頃、まだまだ運営体制が整っていないところもあり、当時の上司と一緒になって、人が辞めずに育つ環境を整えることに力を注ぎました。 一人一人のスタッフに何に不安や不満があるかヒアリングし、その上でどうホテルを運営していくか。チームとして一体感も持ち、前向きに働ける職場作りに取り組みました。ヒアリングする中で、教育体制に課題があると感じました。それを誰かが改善するのを待つのではなく、 自分が担えるようになろう。そして皆が納得するやり方を模索していきながら、それを浸透させていく。 こうして全員のレベルを上げて平準化を図っていきました。そういう仕事ができたのも裁量を与えてもらえたからこそ。自分なりに意見を持った上で上司にも提言していく。「じゃあこれをやってみよう」「もっとこうしたらいいんじゃないか」となり、積極的に議論しながら一緒に作り上げることができました。

入社したての頃は承認欲求も強く、主観的で自分が前に出たい意識が強かったんですよね。ただその意識でいると、なかなかチームワークは生まれづらい。自分の手柄や評価ばかり気にしてしまうと思うんです。それよりスタッフの評価と自分の評価が延長線上にあるのがベストだと感じるようになりました。みんなが一緒に頑張ればチームの成長につながる。その認識を共有できたら、チームは強くなる。強い店舗を作っていくのが今の私の責任だと痛感しています。 これが営業職とかであれば、個人でアポを取って訪問して契約までを一人で完結できるのかもしれません。ただホテル業ではそうはいかない。24時間体制で何百人というお客様のチェックインからチェックアウトまでを一人で捌けるわけがないですし、食事や客室清掃など部門も分かれています。全てを一人でできるはずがないんですよね。自分の仕事だけに囚われていたら、仕事になりません。引き継ぎや共有が大事で、連携プレーが必要不可欠なんです。

スタッフも取引先もお客様も
みんながハッピーであることは大前提。

絶対に支配人なりたいとか偉くなりたいとか、そういう気持ちがあったわけではありません。ただ、役職に就くことで、仕事の幅が増えるのは魅力的だなと思いました。僕はとにかく負けず嫌い。小学校で水泳やフットサル、中学校で剣道部、高校でラグビー部、大学でラクロス部と様々なスポーツをしてきて、絶対にスタメンで出場したかったんですね。どうしたら試合に出られるかを考えたとき、その集団において“今のチームに存在していないけど必要な役割”を担うことだと気づいたんです。例えば、モチベーターがいないときは自分から率先して声を出したりチームをまとめ、一方、リーダーが多いチームのときは、メンバーに寄り添って理解するフォロワーシップを意識しました。だから職場でも、何が足りていないのかを見極め、そこを補う存在になりたいと思っていましたし、今もそう思って支配人という立場を担わせてもらっています。

僕は基本的に楽しく働きたいという気持ちが強いんです。スタッフも取引先の方々も、みんながハッピーで働いて欲しい。旭川の支配人に着任してから、宿泊運営本部の本部長である久保出さんからホテルビジョンを考えることを宿題として課されました。そこで考えたキャッチフレーズが「旭川という町の記憶とともに、アマネク旭川の記憶が残るような宿泊体験を」です。お客様にも「来てよかった」「楽しかった」と思ってもらえる時間と空間を提供し、なおかつ自分達もそこに関わることでハッピーに働きたいという思いを込めました。お客様あってのホテルなんですよね。これから一緒に働く人は、独りよがりではなく、チームの輪を大切にできる人。ホテル業で自分本位な方は、なかなか活躍が難しいと思います。新たなことに挑戦していく風潮のある会社なので、新しいことに対して前向きに考えられることも重要な要素だと思います。

1日の流れ

支配人(フロント)の一日の主な流れ

8:00

スタッフへの挨拶回り

出社したら、フロントスタッフや清掃員さんなど全スタッフ一人一人に「今日もよろしくお願いします」と挨拶。一言でも言葉を交わします。

10:00

デスクワーク

売上や部屋数の管理など数字の整理や労務管理、メール返信など、一人で作業できることはなるべく午前中に終わらせます。

13:00

本部ミーティングや
取引先との商談

食事やアメニティ関連などあらゆるジャンルから営業のお話をもらいます。長期取引しているお客様とのミーティングなども実施。

15:00

スタッフとのミーティング

スタッフ個人や部門ごとのミーティングは意識的につくるように。質問や相談に対してすぐ対応することを心掛けています。

17:00

思考時間

お客様のニーズに対する提供やスタッフの働きやすさなど、顧客満足度と業務効率の2軸を念頭に、一人時間に考え事をしています。

アマネクで働くメンバーの声

TOPに戻る